今年の夏は、県内外16大学、配布チラシ約2500枚、学生接触数(講義などでの直接募集)約1650名と、春の募集実績をさらに上回りました。
結果として、6社に9名の学生がインターンを行いました。
その結果を、学生と企業の担当者が一緒になって発表しました。
①「ドライブインの店長となってプロデュースせよ!」
インターン生:青戸俊憲さん(常磐大3年)
受入企業 :株式会社飛勘水産 企画担当 飛田利恵さん
飛勘水産の運営する「ひたち南ドライブイン」。
お盆の時期の1週間で約300人のお客さんにアンケートをとりました。
良い意見には、「スタッフの印象が良い」など、スタッフさんに対して好印象を持っていることが分かりました。
そこで、青戸さんは、「スタッフの紹介ボード」と「今日のオススメ」の作成を始めました。
「今日のオススメ」は鮮魚店に飾られ、「スタッフの紹介ボード」は現在業者に制作依頼をしています。
他にも、アンケート結果をもとに、看板を新たに設置するなど、会社側も独自に動きだしました。
青戸さんのインターンの目標は「行動力」。300人のお客さんへのアンケート、そして企画と実行。
彼の「行動力」が開花したインターンシップとなりました。
②「”旅館 豊年万作”の広報戦略プロジェクト」
インターン生:佐治直哉さん(東日本国際大3年)
受入企業 :株式会社滝川館 代表取締役 阿久津博史さん
受入企業 :株式会社滝川館 代表取締役 阿久津博史さん
日本三大名瀑の1つ「袋田の滝」近くにある 滝味の宿「豊年万作」。
”こだわりのサービス”を発信するためのFacebookページの制作を行いました。
旅館の手伝いを行いながら、生産者さんにインタビューするなど取材を行い、Facebookを更新しました。
増水した滝をアップして閲覧数3700をとったり、卵の情報をアップすると売店で3倍売れたり、期間中に効果を発揮しました。
今後も、広報担当者にFacebookを更新してもらい、多くの人に”こだわり”を伝えていく予定です。
また、佐治さんは、インターンシップを通して、色々な人の価値観を知り、給料の良い会社=いい就職とは限らないことを学んだそうです。
③「納豆文化を世界中に広げたい!~小さな会社で大きな経験を一緒にしましょう!~」
インターン生:有賀美咲さん(早稲田大3年)
石黒もも子さん(早稲田大2年)
受入企業 :金砂郷食品株式会社 代表取締役 永田 由紀夫さん
粘りの少ない納豆「豆乃香」の海外進出や、納豆ワッフルなど製造など、新たな取り組みを続ける金砂郷食品。
そこに東京から2名のインターン生が、約1ヶ月住み込んで活動をしました。
初めは、納豆の食べ比べ、工場見学、製造、配送、店舗巡回など、基本的な会社業務を行い、
海外の商談会には参加できませんでしたが、国内の商談会やイベント出店など積極的に出ていきました。
会社側は、東京から学生が来ることで新たな刺激を受けたり、新卒採用をした際の受入準備などを学びました。
学生側も、社会人としての基礎や、会社の仕組みなどを学ぶ機会となりました。
④伝統食品「凍みこんにゃく」リブランディングプロジェクト
インターン生:鈴木優太さん(茨城大3年)
受入企業 :袋田食品株式会社 営業取締役 高村 和成さん
⑤茨城名産「さつまいも」を使った新たなスイートポテトの開発プロジェクト
インターン生:大枝志歩さん(常磐大1年)
加藤彩さん(常磐大1年)
受入企業 :株式会社創榮 代表取締役 武子能久さん
茨城県が、全国2位の生産量を誇る「さつまいも」。
それを使って、スイートポテトを開発したいと、2回目の受入を行った創榮。
常磐大学の健康栄養学科の1年生2名が、この商品開発に挑戦しました。
形、味、どんな人に食べてもらうかまで、自分たちで考えなければならないインターン。
試行錯誤をしながら、プリンタイプ、タルトタイプなど、いくつかの試作品を作りました。
パッケージデザインが間に合わず、今期の販売までには至りませんが、来年秋の発売に向けて、レシピがほぼ完成したそうです。
インターン生の大枝さん、加藤さんは、商品開発を通して、将来の職業を考えるきっかけにもなりました。
⑥薪ストーブを使った「四季の料理」を開発せよ!
インターン生:及川育美さん(常磐大1年)
大須賀茉子さん(常磐大1年)
受入企業 :株式会社魚の宿まるみつ 代表取締役 武子能久さん
大手旅行会社から賞を受賞するなど、おもてなしの宿で人気の高いまるみつ旅館。
前回のご当地弁当に続き、宿の薪ストーブを使ってお客さんにちょっとした料理を提供したいと四季ごとの料理を開発しました。
こちらも、常磐大学の健康栄養学科の1年生2名による挑戦です。
彼女たちは、旅館で使われる食材から、仕込みに手間がかからずにお客さんに喜んでもらえる料理を考えました。
春;肉団子(たこ焼き風)、夏;ミニピザ、秋;魚の包み焼き、冬;コロネ。
調理はとても慣れていましたが、今回のインターンを通して、ニーズに合わせて作ることなど新たな視点を得る事ができました。
また、今回は発表後に参加者全員で「最も共感する取り組み」に投票してもらいました。
①の青戸さんと、④の鈴木さんが、同票でベストインターンに選ばれました。
最後は、関係者全員で1枚。
石黒もも子さん(早稲田大2年)
受入企業 :金砂郷食品株式会社 代表取締役 永田 由紀夫さん
粘りの少ない納豆「豆乃香」の海外進出や、納豆ワッフルなど製造など、新たな取り組みを続ける金砂郷食品。
そこに東京から2名のインターン生が、約1ヶ月住み込んで活動をしました。
初めは、納豆の食べ比べ、工場見学、製造、配送、店舗巡回など、基本的な会社業務を行い、
海外の商談会には参加できませんでしたが、国内の商談会やイベント出店など積極的に出ていきました。
会社側は、東京から学生が来ることで新たな刺激を受けたり、新卒採用をした際の受入準備などを学びました。
学生側も、社会人としての基礎や、会社の仕組みなどを学ぶ機会となりました。
④伝統食品「凍みこんにゃく」リブランディングプロジェクト
インターン生:鈴木優太さん(茨城大3年)
受入企業 :袋田食品株式会社 営業取締役 高村 和成さん
こんにゃくや、お菓子の製造販売、温泉や宿泊なども手掛ける袋田食品。
凍らせて水分を抜いた保存食「凍みこんにゃく」は、この地域でしか作られない伝統食品です。
この凍みこんにゃくを使って、都内や海外への販路を開拓しています。
今回は、凍みこんにゃくを使った新しい食べ方を考えるために、インターン生が活動を行いました。
凍みこんにゃくのレシピを20個考えて、現場に出て試食販売を実施しました。
店頭での販売は苦戦したものの、「凍みこんにゃくのチョコレートラスク」をマレーシアでの商談で使ったところ、取引が決まったそうです。
地域のの伝統食が海外でも評価される、その一歩を鈴木さんと高村さんが切り拓きました。
インターン生:大枝志歩さん(常磐大1年)
加藤彩さん(常磐大1年)
受入企業 :株式会社創榮 代表取締役 武子能久さん
それを使って、スイートポテトを開発したいと、2回目の受入を行った創榮。
常磐大学の健康栄養学科の1年生2名が、この商品開発に挑戦しました。
形、味、どんな人に食べてもらうかまで、自分たちで考えなければならないインターン。
試行錯誤をしながら、プリンタイプ、タルトタイプなど、いくつかの試作品を作りました。
パッケージデザインが間に合わず、今期の販売までには至りませんが、来年秋の発売に向けて、レシピがほぼ完成したそうです。
インターン生の大枝さん、加藤さんは、商品開発を通して、将来の職業を考えるきっかけにもなりました。
⑥薪ストーブを使った「四季の料理」を開発せよ!
インターン生:及川育美さん(常磐大1年)
大須賀茉子さん(常磐大1年)
受入企業 :株式会社魚の宿まるみつ 代表取締役 武子能久さん
前回のご当地弁当に続き、宿の薪ストーブを使ってお客さんにちょっとした料理を提供したいと四季ごとの料理を開発しました。
こちらも、常磐大学の健康栄養学科の1年生2名による挑戦です。
彼女たちは、旅館で使われる食材から、仕込みに手間がかからずにお客さんに喜んでもらえる料理を考えました。
春;肉団子(たこ焼き風)、夏;ミニピザ、秋;魚の包み焼き、冬;コロネ。
調理はとても慣れていましたが、今回のインターンを通して、ニーズに合わせて作ることなど新たな視点を得る事ができました。
また、今回は発表後に参加者全員で「最も共感する取り組み」に投票してもらいました。
①の青戸さんと、④の鈴木さんが、同票でベストインターンに選ばれました。
最後は、関係者全員で1枚。
色々な成果報告がありましたが、残った仕事を続けるインターン生や、イベント時に手伝いに来ることを約束するインターン生など、色々な形で企業と学生が繋がることができました。