2015年10月20日火曜日

10月4日(日)夏の報告会を開催しました。

10月4日(日)常陸太田市商工会 2階大会議室で、夏のインターンシップの報告会を行いました。

今年の夏は、県内外16大学、配布チラシ約2500枚、学生接触数(講義などでの直接募集)約1650名と、春の募集実績をさらに上回りました。

結果として、6社に9名の学生がインターンを行いました。

その結果を、学生と企業の担当者が一緒になって発表しました。



①「ドライブインの店長となってプロデュースせよ!」
 インターン生:青戸俊憲さん(常磐大3年)
 受入企業  :株式会社飛勘水産 企画担当 飛田利恵さん

 飛勘水産の運営する「ひたち南ドライブイン」。
 お盆の時期の1週間で約300人のお客さんにアンケートをとりました。
 良い意見には、「スタッフの印象が良い」など、スタッフさんに対して好印象を持っていることが分かりました。
 そこで、青戸さんは、「スタッフの紹介ボード」と「今日のオススメ」の作成を始めました。
 「今日のオススメ」は鮮魚店に飾られ、「スタッフの紹介ボード」は現在業者に制作依頼をしています。
 他にも、アンケート結果をもとに、看板を新たに設置するなど、会社側も独自に動きだしました。

 青戸さんのインターンの目標は「行動力」。300人のお客さんへのアンケート、そして企画と実行。
 彼の「行動力」が開花したインターンシップとなりました。


②「”旅館 豊年万作”の広報戦略プロジェクト」
 インターン生:佐治直哉さん(東日本国際大3年)
 受入企業  :株式会社滝川館 代表取締役 阿久津博史さん

 日本三大名瀑の1つ「袋田の滝」近くにある 滝味の宿「豊年万作」。
 ”こだわりのサービス”を発信するためのFacebookページの制作を行いました。
 旅館の手伝いを行いながら、生産者さんにインタビューするなど取材を行い、Facebookを更新しました。
 増水した滝をアップして閲覧数3700をとったり、卵の情報をアップすると売店で3倍売れたり、期間中に効果を発揮しました。
 今後も、広報担当者にFacebookを更新してもらい、多くの人に”こだわり”を伝えていく予定です。
 また、佐治さんは、インターンシップを通して、色々な人の価値観を知り、給料の良い会社=いい就職とは限らないことを学んだそうです。


③「納豆文化を世界中に広げたい!~小さな会社で大きな経験を一緒にしましょう!~」
 インターン生:有賀美咲さん(早稲田大3年)
          石黒もも子さん(早稲田大2年)
 受入企業  :金砂郷食品株式会社 代表取締役 永田 由紀夫さん


 粘りの少ない納豆「豆乃香」の海外進出や、納豆ワッフルなど製造など、新たな取り組みを続ける金砂郷食品。
 そこに東京から2名のインターン生が、約1ヶ月住み込んで活動をしました。
 初めは、納豆の食べ比べ、工場見学、製造、配送、店舗巡回など、基本的な会社業務を行い、
 海外の商談会には参加できませんでしたが、国内の商談会やイベント出店など積極的に出ていきました。
 会社側は、東京から学生が来ることで新たな刺激を受けたり、新卒採用をした際の受入準備などを学びました。
 学生側も、社会人としての基礎や、会社の仕組みなどを学ぶ機会となりました。


④伝統食品「凍みこんにゃく」リブランディングプロジェクト
 インターン生:鈴木優太さん(茨城大3年)
 受入企業  :袋田食品株式会社 営業取締役 高村 和成さん

 こんにゃくや、お菓子の製造販売、温泉や宿泊なども手掛ける袋田食品。
 凍らせて水分を抜いた保存食「凍みこんにゃく」は、この地域でしか作られない伝統食品です。
 この凍みこんにゃくを使って、都内や海外への販路を開拓しています。
 今回は、凍みこんにゃくを使った新しい食べ方を考えるために、インターン生が活動を行いました。
 凍みこんにゃくのレシピを20個考えて、現場に出て試食販売を実施しました。
 店頭での販売は苦戦したものの、「凍みこんにゃくのチョコレートラスク」をマレーシアでの商談で使ったところ、取引が決まったそうです。
 地域のの伝統食が海外でも評価される、その一歩を鈴木さんと高村さんが切り拓きました。



⑤茨城名産「さつまいも」を使った新たなスイートポテトの開発プロジェクト
 インターン生:大枝志歩さん(常磐大1年)
          加藤彩さん(常磐大1年)
 受入企業  :株式会社創榮 代表取締役 武子能久さん

茨城県が、全国2位の生産量を誇る「さつまいも」。
 それを使って、スイートポテトを開発したいと、2回目の受入を行った創榮。
 常磐大学の健康栄養学科の1年生2名が、この商品開発に挑戦しました。
 形、味、どんな人に食べてもらうかまで、自分たちで考えなければならないインターン。
 試行錯誤をしながら、プリンタイプ、タルトタイプなど、いくつかの試作品を作りました。
 パッケージデザインが間に合わず、今期の販売までには至りませんが、来年秋の発売に向けて、レシピがほぼ完成したそうです。
 インターン生の大枝さん、加藤さんは、商品開発を通して、将来の職業を考えるきっかけにもなりました。


⑥薪ストーブを使った「四季の料理」を開発せよ!
 インターン生:及川育美さん(常磐大1年)
          大須賀茉子さん(常磐大1年)
 受入企業  :株式会社魚の宿まるみつ 代表取締役 武子能久さん

大手旅行会社から賞を受賞するなど、おもてなしの宿で人気の高いまるみつ旅館。
 前回のご当地弁当に続き、宿の薪ストーブを使ってお客さんにちょっとした料理を提供したいと四季ごとの料理を開発しました。
 こちらも、常磐大学の健康栄養学科の1年生2名による挑戦です。
 彼女たちは、旅館で使われる食材から、仕込みに手間がかからずにお客さんに喜んでもらえる料理を考えました。
 春;肉団子(たこ焼き風)、夏;ミニピザ、秋;魚の包み焼き、冬;コロネ。
 調理はとても慣れていましたが、今回のインターンを通して、ニーズに合わせて作ることなど新たな視点を得る事ができました。


また、今回は発表後に参加者全員で「最も共感する取り組み」に投票してもらいました。


①の青戸さんと、④の鈴木さんが、同票でベストインターンに選ばれました。

最後は、関係者全員で1枚。



色々な成果報告がありましたが、残った仕事を続けるインターン生や、イベント時に手伝いに来ることを約束するインターン生など、色々な形で企業と学生が繋がることができました。

2015年6月11日木曜日

6月20日(土) 茨城インターンシップフェア@水戸の開催

6月20日(土) に、夏のインターンシップに向けて、インターンシップフェアを水戸で行います。
7社の企業の経営者たちが集まって話をするイベントです。
お時間ある方は、ぜひお越しください。
以下、案内文です。

╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆★
          ~一歩を踏み出す、チャンスに出会え!~
            「茨城 夏のインターンシップフェア」
            2015年6月20日(土)13時30分~
         http://epocher.wix.com/epoch#!event/c9qs
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆★
「地域の魅力を全国・海外に伝えてみたい!」
「学生という枠を超えて、新しいチャレンジをしてみたい!」
「面白い取り組みを行っている経営者と出会ってみたい!」
自分の意志で一歩踏み出していきたい学生のみなさんに向けて、
「茨城インターンシップフェア」を開催します。
茨城県北地域で新たなプロジェクトを立ち上げる経営者や仕事人と出会い、
直接対話することができるイベントとなっています。
2015年夏に、茨城県で実施される
「実践型インターンシップ」における魅力も感じてください。
╋ 2015年夏 茨城県北「実践型インターンシップ」について
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【「実践型インターンシップ」とは】
職場体験や就職活動を目的に行われる数日程度のインターンシップとは異なり、
1カ月以上にわたって、企業の事業に本気で取り組むインターンシップです。
アルバイトとは違い、企業のプロジェクトメンバーとして参加します。
【夏のインターンシップ】
今回は、2015年の8月上旬~9月下旬までの4~6週間で、
経営者と共に挑み、社会で通用する本物の実力を身につける
夏のインターンシップを行います。
【実施中のフォロー】
2名のインターンコーディネーターによる3回の研修や面談、
日報の提出と振り返りなど、フォロー体制も整えています。
╋ インターン受入予定企業
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2015夏しかできないプログラムとなっています!
●株式会社 飛勘水産 (日立市)
『学生店長による店舗プロデュース』
●金砂郷食品 株式会社 (常陸太田市)
『「豆乃香」の海外販売プロモーションの企画』
●株式会社 ライジングプレナー (常陸大田市)
『アンティーク家具のECサイト運営』
●株式会社 魚の宿まるみつ (北茨城市)
『薪ストーブを使ったあんこう料理の商品開発』
●株式会社 創榮 (北茨城市)
『スイートポテトの商品開発』
●株式会社 滝川館 (大子町)
『SNSを活用した旅館情報発信』
●袋田食品 株式会社 (大子町)
『しみこんにゃくの若い女性に向けた商品PR』
※各社のインターン詳細に関しては、下記URLの「募集プログラム」よりご確認ください。
http://epocher.wix.com/epoch#!internship/c1a4e
╋ 「インターンシップフェア」の開催概要
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〇開催日時:2015年6月20日(土)13時30分~16時30分
〇当日のスケジュール (予定)
13:00~13:30 開場
13:30~14:00 インターンプログラムの説明
14:00~15:00 受入企業プレゼン
15:00~15:15 休憩
15:15~16:00 フリーセッション(個別ブース説明)
16:00~16:30 今後のステップの説明
各社経営者の方たち全員と直接話ができるイベントとなっています。
〇開催場所
茨城県三の丸庁舎3階 共用会議室A
(茨城県水戸市三の丸1-5-38)
・電車の方:JR水戸駅北口より徒歩10分
・お車の方:敷地内駐車場を無料でご利用いただけます。
〇定員
30名(先着/締め切りあり)
〇参加方法
下記URLより、事前参加申し込みをして下さい。
http://goo.gl/forms/Py0Io09kz2
・締め切り 12月18日(木)17:00
〇参加費 無料
■イベント詳細は、以下URLよりご確認ください。
http://epocher.wix.com/epoch#!event/c9qs
★フェアに参加できない場合でも、インターンシップへの参加は可能です。
興味がある方は、以下のフォームよりお問い合わせください。
http://epocher.wix.com/epoch#!contact/c3kh
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
【お問い合わせ先】
●担当:えぽっく・若松、會澤
● HP :http://epocher.wix.com/epoch
●TEL :0294-80-3315
●MAIL:we.are.epocher@gmail.com
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋

2015年4月2日木曜日

3/27 2015年春の成果報告会

3/27(金)13:30より、アイデア提案型インターンシップ促進事業「2015年春の成果報告会」を開催しました。

当日は、2月中旬~3月中旬までの1ヶ月間に、6社7名がインターンを行った成果を発表しました。


①「過疎地域振興活動のPR」 株式会社龍﨑工務店
  発表者:インターン生;小澤里奈、株式会社龍﨑工務店;佐藤亜美




受け入れである龍﨑工務店の龍﨑社長が活動する「森と地域の調和を考える会」の取り組みを発信するHP作成が、今回のプロジェクトです。
小澤さんは、地域の人からインタビューをして、WEBサイトにまとめました。
■美和のHP
http://miwa-mori.wix.com/miwa

担当の佐藤さんは、「今まで私たちも聞いたことのない話を、たくさん聞きだしていた。」と、とても驚いた様子でした。
まとめたWEBサイトは、地域の人たちに向けた発表を行いました。
地域の人たちは、あまりのできに「言葉にできない・・・。」と漏らしたそうです。

1ヶ月のインターンシップで、まだ1年生の小澤さんの顔つきが変わり、成長が見えました。
また、美和がとても好きになり、「期間が短かった。また遊びにきたい。」と話しています。


②「小中学生を対象とした宿泊学習プランの作成」 ストームフィールドガイド  発表者:會澤裕貴
  ※インターン生;浅野嘉輝、担当者;山本滋が不参加のため、コーディネーターによる代理発表



ストームフィールドガイドさんは、那珂川を中心に、カヌーやラフティング、ネイチャーガイドを行っています。
浅野さんは、1ヶ月のインターンシップで、カヌーやラフティングなどを行いながら、清流「那珂川」の魅力を感じたそうです。
この魅力をもとに、小中学生向けの宿泊学習プランを作成しました。
自分がやりたいと思うことを詰めるだけでなく、安全面や費用など色々考慮しなければならないことを学んだそうです。

今回、学校へ営業することはできなかったのですが、「GWや夏休みを利用して、こちらに来て、営業したい!」とコメントしていました。


③「究極のふわふわクレープを目指して」 株式会社創榮 発表者:インターン生;鈴木ありさ、株式会社創榮;小野智

北茨城市平潟で、「てんごころ」というお菓子屋を営む創榮さん。
いばらき県北ご当地スイーツ総選挙の和菓子部門で優勝した「いちご大福」などを販売しています。
今回は、クレープの販売を目指し、ふわふわの生地作りを行いました。
1ヶ月間試行錯誤を繰り返し、完成まであと5%とのこと。
鈴木さんの地元であるため、4月以降も通って完成させたいと意気込んでいました。


④「地域の魅力を生かした宿泊プランづくり」 株式会社里山ホテル

 発表者:インターン生;高穎瑜・菅宮泉、株式会社里山ホテル;堀田誉

「里山3.0」というビジョンを掲げ、里山のライフスタイルを発信する里山ホテル。
今回は、宿泊プランをインターン生2名に作ってもらいます。
ホテルの裏方(清掃や配膳など)業務、除草のために飼っているヤギの世話もこなしながら、宿泊プランを練りました。
作ってもらったプランは、高さん・菅宮さんでブラッシュアップをしながら、里山ホテルさんに引き継いで、販売を行う予定です。


⑤「大学ゴルフ部合宿の聖地化プロジェクト」 日立観光開発株式会社

 発表者:日立観光開発株式会社;根本隆
 ※インターン生;浜崎皓大は、就職活動のため不参加。


日立観光開発株式会社は、神峰山にある日立ゴルフクラブを運営しています。
公益型のゴルフ場を目指し、「市民による、市民のための、市民ゴルフ場」という理念を掲げています。
若年層のゴルフ離れが進むため、ゴルフ部向け合宿プランを作り、営業開拓を行うプロジェクトをインターン生に担ってもらいます。
ホテルと提携し、合宿プランを作成した後、37のゴルフ部に連絡をとったそうです。
その内、4校は好感触であったため、今後浜﨑さんも一緒に交渉をしていきたいと語りました。

ちなみに、インターン期間中に浜崎さんは、ゴルフの腕がかなり上がったそうです。


⑥「北茨城にしかないアンコウを使ったお弁当を開発せよ!」 株式会社魚の宿まるみつ
 発表者:インターン生;木村静香、株式会社魚の宿まるみつ;武子能久


魚の宿まるみつは、アンコウ一筋60年、おもてなしが自慢の旅館を営んでいます。
今回は、このアンコウを使ったご当地弁当を作り、北茨城をPRしたいと考えています。
木村さんは、フードコーディネーターさんのアドバイスを受けながら、お弁当を完成させました。

お弁当の中身は、「アンコウめし」、「アンコウの唐揚げ」、「アンコウのトマト煮」、「レンコンとパプリカのマリネ」、「アンコウ団子」、「スイートポテト」と地元の食材をたくさん使っています。

また、今後は木村さんのスキルを活かして、お弁当のパッケージデザインを作る予定です。
最後に、このお弁当は、4月11日(土)に「てんごころ」で販売することを発表しました。



このような形で、今回の春のインターンシップは終了になりました。
インターンシップ期間は、1ヶ月と短いものでしたが、学生は引き続き関わっていきたいと感じるとともに、茨城への愛着が増していました。


新年度より、次回の夏のインターンシップに向けて、活動を開始しています。

2014年11月5日水曜日

10/30キックオフセミナーを開催しました。

10月30日(木)にアイデア提案型インターンシップ促進事業のキックオフセミナーを開催しました。

当日は、自治体、大学、受け入れを検討する企業など
多くの関係者のみなさま30名以上にご参加いただきました。


当日プログラムは、まず事業の実施主体である茨城県県北振興課の小嶋振興監からのご挨拶から始まり、
同県北振興課の澤田主任より、県北振興課が行っている主な事業の紹介がありました。

つづいて、私たちから来春に実施するインターンシップの説明です。
1カ月に及ぶアイデア提案型インターンシップは、
数日程度の体験型インターンシップとは異なり、
企業のプロジェクトメンバーの一員として参加してもらいます。
企業側はプロジェクトを推進することができ、学生側は成長機会を得ることができます。
しかし、中長期のインターンシップは、
プログラム設計や実施フォローに専門のコーディネーターがいないと、中々うまくいきません。
そこで、私たちがコーディネーターとして設計から実施までをサポートします。


本インターンシップの活用機会は主に4つ。
①新規事業の実施 (プロジェクトメンバーの一員)
②営業/販路拡大 (学生の若さとエネルギー)
③社長の右腕 (経営者と同じ目線で考える人材)
④学生の強み (新しい発想や視点)

本当にできるのか?と疑問もあると思いますので、
他所での事例を2名のゲスト講師にお話しいただきました。

1人目は、NPO法人ETIC.の伊藤さんです。
全国で長期インターンシップ事業をコーディネートしています。


企業にとっては「事業の成果」と「組織変化」の2つの成果がある。
実際に事業が立ち上がり、年商1億円になった。
社内の風土が変わった。
新入社員のマネジメントスキルが高まった。
などの効果を出しているそうです。

一方、
学生用に仕事を作る。 →期待していない。本気ではない。
仮説がない。 →学生のアイデアに期待しすぎ。
学生が受け身。 →ハードルがない。
など、失敗するケースもあります。


続いて、千葉県銚子市でコーディネートをしている。
銚子市観光商工課の小足さんです。


「地域資源を発掘し、観光商品として売り出す!」というテーマで、
インターン生が取り組んだ「月への階段」という商品を提案中です。
「月への階段」は、水平線ぎりぎりに昇った月の光が海面に反射し、
月へ導く階段が伸びているように見える現象のことです。

インターン実施によって、観光商品ができるだけでなく、
カフェや他のお店ともつながりができる。
受け入れた結果、終了後もインターン生が定期的に訪れてくれる。
そして、何より保守的で面倒くさがりな自分が、影響を受けて、
自分でプロジェクトを企画して、実行するようになったと語ります。


最後に、アイデア提案型インターンシップの受け入れ検討企業の「株式会社里山ホテル」より、
伊藤さんに講演いただきました。

一度閉鎖された保養センターを、民間会社によって運営を再開。
2013年より、施設を「里山ホテル」と定めました。
保全ではなく、新しい生き方・共存形態としての「里山3.0」というコンセプトの基に、
里山ライフスタイルの発信を行っています。

実施するイベントや企画は、「想いをカタチにするのは人」と、
従業員が自ら提案実行できる環境を作っています。
そして、人と人とのつながりや多様性を何より大切にしている素敵な会社です。


まだまだ知名度の低い中長期のインターンシップですが、
地域にある素晴らしい企業と、大学生を結び、
お互いにメリットを持っています。

今回のキックオフを皮切りに、企業・大学・大学生とたくさんの方に広めていきたいと思ってます。


なお、えぽっくのWEBサイトがあります。
http://epocher.wix.com/epoch
更新中ですが、ご覧ください!

2014年10月14日火曜日

10/30アイデア提案型インターンシップ促進事業キックオフセミナー開催のお知らせ

茨城県では,県北部地域(※1)における産業振興と,若者の定住・移住促進策の一環として,今年度から新たに「アイデア提案型インターンシップ促進事業」(※2)を実施いたします。
※1 北茨城市,高萩市,日立市,常陸太田市,常陸大宮市,大子町
※2 インターンシップを希望する大学生の新鮮なアイデアによる地元企業の新商品開発や事業改善など,企業活動の活発化を図るとともに,インターンシップ活動を通じ若者のUIJターンによる定住・移住の促進を図る取組


この度,来春実施予定の初回インターンシップ実施に向けて,当事業の説明のほか,類似取組事例を紹介するセミナーを下記のとおり開催いたします

【日  時】10月30日(木)13:30~15:30〔受付開始:13:00〕
【場  所】茨城県常陸太田合同庁舎 3階 大会議室
       (〒313-0013 常陸太田市山下町4119 TEL0294-80-3315
対象者県北地域内の事業者,農林商工関連団体職員,県北6市町職員
大学関係者・学生の皆様
【申込方法】こちらの申込フォームより、お申込みをお願いいたします。
お申込期日:平成261024日(金)17:00まで

プログラム内容
◆「アイデア提案型インターンシップ促進事業」の取組について
 ○茨城県企画部県北振興課,茨城県版地域おこし協力隊員

◆インターンシップを活用した他県での類似事例の紹介
 ○NPO法人ETIC. チャレンジ・コミュニティプロジェクト事業部  伊藤 淳司 氏
 ○千葉県銚子市役所 産業観光部 観光商工課     小足 雄高 氏  

◆受入に興味関心を持つ県北地域内の事業者から構想の紹介
 ○里山ホテルときわ路(常陸太田市) 伊藤 史紀 氏
◆個別相談

≪アイデア提案型インターンシップ類似事例≫
学生が社長の右腕として新たな事業の推進役に! 外部から目線での新たな価値を発掘!
千葉県銚子市
観光×世界一の地域資源
=イルカの観光プラン
北海道岩見沢市
感動する野菜作りを東京の
大学生がサポート
岐阜県の大垣市
升×フラワー=ブライダル新商品



会場までのアクセス
○公共交通機関でお越しの方
  水郡線常陸太田駅から約800m
○お車でお越しの方
 国道349号バイパス合同庁舎入口 交差点から約600m




【主催】茨城県 
お問い合わせ茨城県企画部県北振興課 担当:澤田,若松,會澤 ℡:0294-80-3315
           FAX0294ー80ー3323 E-mail:ta.sawada@pref.ibaraki.lg.jp